『ポンペイ』は予想通り暗かった…
あらすじ タイトル通り、ポンペイの噴火のお話。
主人公は奴隷戦士で、いいとこのお嬢さんとのロマンスを展開中に大噴火。街を大変な惨事が襲います。
見ている間は、もやもや鬱々とした暗い気分になることが多かったです…(ノω=; )
主人公は剣闘士なので、見せ物として戦って人を殺しますし、先の展開でもよく人を殺します。
銃とかと違って殺し方が生々しいので、嫌悪とまではいかないですが、そう言うのが好きな方ではない身としては、見ていてそんなに嬉しくもなかったです。
ロマンスについてはちょっと無理矢理感を感じたので、戦士同士の友情の方が良く描かれてる感じでした。
あと権力者が力ずくでヒロインを手に入れようとするところが普通に感じ悪くて嫌でした。まぁ恋の障害としてお話に必要だったんでしょうけど、喜びの少ないお話の中で際立って嫌な存在でした。
パニック映画というか災害映画?なので、後半はバタバタ人が亡くなっていきます。これは想像はできたことですが、『タイタニック』の時ですら、「なんでわざわざ人が死んでいくところを沢山見ないといけないんだ」と思っちゃった私としては、それなりに憂鬱な気分になりました。
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それなのに不覚というか、自分が結婚してからは夫婦が死んじゃうとかどっちかが死んじゃうとかにめっきり弱くなってしまったので、そういうシーンは条件反射的に泣いてしまう体質な私は、この『ポンペイ』でもそうでした(╥_╥)
『DESTINY鎌倉ものがたり』の予告編で泣いちゃうくらいなので…。でも気に入った作品でもないのに問答無用で泣かされちゃうのは何だか癪ですね…(-_-;)
まぁ題材的にそうなることはわかり切ってましたが、大量に人が亡くなって行く話が苦手な方はやめておいた方がいいです。
それでもなんで私が見ようと思ったかというと、災害時の勉強になるかなと思ったからです。
もちろん実際の映像じゃなくて作り物ですが、学ぶことはあるのかなと。
土石流は逃げないといけないけど、飛んでくる噴石に当たったらひとたまりもないからそっちも気をつけないといけないし、じゃあどうしたらいいのかは分かりませんが、いい勉強?の機会にはなりました。