『ハドソン川の奇跡』はみんな無事で本当に良かった…(´;ω;`)
あらすじ 飛行機が川に不時着水した、実際にあったお話。
離陸してすぐにバードストライクになってしまって、両方のエンジンが動かなくなり、ハドソン川に不時着水して、奇跡的に全員助かりました。
機長の見事な判断と操縦によるものだと賞賛されましたが、もっと他に取るべき方法があったのではと責められる展開になってしまいます。
見ていてずっと、「みんな助かったんだからいいじゃん!ヽ(#`Д´)ノ」という気分にさせられますが、機長と副操縦士の反撃でスッキリできます。
最近はパイロットでもアルコールが抜けてない人がいたりして、何やってんだよって感じが漂ってますが、トラブルになった時の描写を見ていて、パイロットって本当にすごいなって敬服しました。
両方のエンジンが動かないという絶望的な状況にいきなり直面して、冷静に現状を把握してチェックして、色んな選択肢を考えては削除して、ベストな方法を選び抜いて、そんな中でも状況(高度とか位置)はどんどん変わっていって、155人の命というとんでもないプレッシャーを抱えながら正確に対処していくって、そんなこと普通の人間にはできませんよ!
「他の空港に不時着することもできたはずだ」とか責められますが、その辺が実際どうだったのかの検証も描かれますので、是非本編でどうぞ。
不時着水して救助されるところは本当にぐっとくるというか、全員存命で本当に良かったと心底思わされます。
悲惨なことにはならないので、途中ハラハラはしますが心的負担は少なく見ていられます。
飛行機事故の時にどうしたらいいかのシミュレーションにもなるので、勉強にもなりました。
やっぱり海外だと英語でしか説明はないでしょうし、こういう場面ではこういう英語が使われるって知れるいい機会でした。
もちろん事故になんか遭いたくないですけどね(´×ω×`)
パニックになると変なことをしてしまう人間の心理も描かれていて、全員助かるのは分かってましたが、自ら危険な行動に出る乗客もいて、非常時に冷静であることの大切さも痛感しました。なかなか難しいとは思いますが…。
だからこそ冷静に対処した機長と副操縦士のすごさが際立ちますね。
事故当時のことと、後日追い詰められる日々のこととが交互に描かれますが、その配分もちょうど良かったと思います。
追い詰められる辺りはつらいですが、「本当に良かった」と思える時間も長いので、見終わってからも「いい映画見た」という気分になれました。
大ヒット作とかと比べると退屈と思われるかもしれませんが、見て損は無いというか、私は見て良かったと思います。